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【エージェント利用】アラサー凡人の転職活動体験記

私が実際にエージェントを使って転職活動をした時の記録です。
結論を言うと、実際に転職には至らずに活動を終えました。

いくつかのエージェントを見て感じたことや反省をまとめたので、
転職活動を始めようとしている方の参考になれば幸いです。

こんな人に読んでほしい

転職活動になかなか踏み出せない。
転職を考えているけど何をすればいいか分からない。

転職体験記

まず、自己紹介というかスペックを書いておきます。

年齢:アラサー
性別:女性
現職:小売/売り場担当
年収:300~400

転職活動時期:2020年9月~

少し休止期間もありつつ、2021年7月ごろまで活動していました。

実際にコンタクトを取ったエージェント
  • ジェイック
  • duda
  • マイナビエージェント
  • リクルートエージェント

…他にも話をしただけで終わったエージェントなどもあります。
コロナ禍で活動を始めたこともあり、エージェントとのコンタクトは基本的にwebや電話で完結しました。交通費や移動時間を考えると、非常に効率いいなと思いました。

それでは、利用したエージェントを時系列ごとに振り返っていきます。

その1:ジェイック

20代のおすすめエージェントとしてネットで紹介されていた2社に早速登録。

ジェイックは、登録後に「WEBセミナー」に申し込みをします。
私は「自分に合った企業さがし」というテーマの説明会に参加しました。

セミナー参加後にアドバイザーとのカウンセリングに進むことが出来ます。

ジェイックのカウンセリング面談で案内されたのは
「就職カレッジ」というものでした。

【就職カレッジ】
  1. 3日間集中のオンライン面接会
  2. 書類選考無しで、採用権を持つ面接官(約20社)と直接話せる
  3. 面接会で企業側と求職者がマッチングしたら個別選考に進める
    ※最短2週間で内定!

話を聞いている分にはかなり魅力的でしたが、
連続3日間の拘束が自分には難しいと判断し、ここで断念することに。

ジェイックおすすめポイント

・ジェイックが勧める企業のみが参加している
離職率が高いとされる「飲食、金融、保険、アミューズメント」業界は紹介しない

・書類選考なし/採用決定権を持つキーマンと話せる
人柄を見てもらえるのでアンマッチが発生しにくい

・就職後の定期的なアフターフォロー
入社前後の研修や環境変化に対するフォローが就職後1年間継続

説明会を聞いて、

フリーターや第二新卒など、社会人経験が浅めの方向けのサービスであると感じました。
また個人的にはブラック企業からの転職を考えている人もおすすめです。

通常転職活動は勤めながら転職先を探すものですが、
ブラック企業においては身体や精神を守るためにもまず辞めることが第一なので。

辞めてしまえばオンライン面接会にも参加しやすいでしょうし、
選考の前のマッチング期間もあるので次も「ブラック」という可能性を限りなく排除できると考えます。

その2:マイナビエージェント1人目

こちらも20代おすすめとして紹介されていたマイナビエージェント。

マイナビエージェントは、登録後にまず面談日時を設定します。

面談当日までに、

  1. 履歴書
  2. 職務経歴書
  3. 面談事前アンケート 

の提出が求められます。
記入した書類をもとにエージェントと活動の方向性を考えていきます。

が、1人目は私の軸が定まっていなかったこともあり、
いつの間にが連絡が途絶えてしまいました。

紹介された求人を全部辞退したのが原因だと思っています。
「未経験職種で、年収は現状以上で…」
流石に何も考えずに動きすぎたな…と反省しています。

マイナビエージェントの特徴

・エージェントが紹介してきた求人しか見られない
→最初は物足りなく感じるかも。

その後、4か月後くらいに再申し込みをすることに。

ちなみに数か月にわたって音沙汰がない場合、
エージェント側から「再面談しませんか?」というメールが来ます。

  • ちょっとエージェントと合わなかった。。
  • 忙しくてつい動きが止まってたけどやっぱり転職(活動)したい!

というときは再面談から申し込みすれば活動を継続できます。

その3:doda

エージェントとのやりとりが途切れてしまったので、他のエージェントを試してみることに。という事でネット検索して引っかかったのが「duda」

ウッチャンがCMしてるやつだ!と思って登録しました。(笑)
(ウッチャンが出ているのはパーソルのCMでしたね。)

同じように面談とアンケート回答をして、活動開始です。

dodaの特徴

・エージェントサービスも使いつつ、求人検索もできる

・ 「提携会社によるエージェントサービス」に申し込める
→いろんなエージェントから、たくさんのメールが届きます。

今回、dudaの利用時に初めて書類を通過することが出来ました。

「日程調整依頼」メールが届き、面接の日程を調整します。

わたし

あれ?ここで面談して受かったら、もう数か月後には転職…?

そう考えると、なんだか急に芽生える恐怖心。
また、ちょうど現職で社内公募に立候補したのも重なって面接に進まず辞退してしまいました。

基本的に面接を1回もしないでの辞退はNG!!!

1度面接してからだと、合わなかったなどの理由が考えられますが、
企業の採用担当の手間や、エージェントへの心象を考えるとよくないですよね。

これも、見切り発車で動き出してしまったところへの反省ポイントです。

その4:リクルートエージェント1人目

面接辞退の後、少しして活動再開しようと思い立ち、ネット検索で評判のよかったリクルートエージェントに登録することにしました。

今回は、初めて職務経歴書のレイアウトに対してアドバイスをもらいました。

before:時系列ごとにポジションや業務内容を記入
after:ポジションごとに業務内容や実績を記入

修正した書類をもって20社弱に応募をしたところ、1社書類通過
初めての面接に進みます。

エージェントは、面接の対策にも対応してくれます。

電話で:会社概要や募集ポジションなどを改めて説明。主に志望動機への対策に。
メールで:面接対策のよくある質問に添削してくれる。

初めての面接なのもあり、結果は不採用でした。
理由は、

面接官

「質問の意図と回答が一致しないことがあった」

というものでした。
簡単に言うと「何言ってるかわからん。」ということです。これは落ちても仕方ない。

その5:リクルートエージェント2人目

Clock, Hands, Time, Sad, Depressed, Looking Down

リクルートエージェントが連続していますが、理由はまさかの担当変更
個人的には「やっと合う人を見つけた!」と思った矢先の出来事だったのでショックでした。

…空くこと半月後。
新担当から挨拶のメールがきて、改めて面談しました。

エージェント

3日後までに30社応募しましょう!
常に3~4社の選考が進んでいる状態になるように!

求人が数十の単位で一気に紹介されます。

「どれも気になる求人!」

最初はそう思いましたが、すべて目を通すだけで数時間・・・・。
数日おきに増えていく紹介求人。中には応募資格が無い求人も混ざっていたり。


そんな中で書類通過した企業の面接に進みます。

企業スカウト(企業側からの「よかったら応募してね!」という合図)が来てたこともあり、入る気満々で受けました。

結果は不採用。ええ?!かなりはっきり喋っていた気がするのだが!
気になったのでエージェント経由で理由を教えてもらいました。

すると、社風とのアンマッチとのことでした。
人間関係でいうところの、性格の不一致と言えば分かりやすいでしょうか。

「良さそうだったから会ってみたけど実際話したら何か違った。」

合わないと判断されたら、無理に取り繕って入れたところで自分も辛くなるでしょう。
という事で、納得のいく形で終わった面接となりました。

不採用の場合は、エージェント経由で理由を聞いてみましょう
余程のことがない限りは教えてくれることが多いです(体感)

なおせる部分は直して、次へつなげましょう!
相性によるアンマッチなら自己肯定感を削がれずに納得して次に進めます。

その6:マイナビエージェント2人目

リクルートエージェントの担当変更時に空白期間があったので、
初心に帰って(?)マイナビエージェントで再面談をお願いしてみました。

前回の方とは違う方が担当になり、改めて電話で相談します。

前回相談時は「年収が第一優先!とにかく年収を下げたくない!」でしたが、
活動を続ける中で優先順位や現実が分かってきてました。
年収に関しては一旦優先度を下げて、譲れない条件をいくつかあげました。

わたし

「転職の軸」というと分からなくなることもありますが、転職の目的や「これだけはやりたくないこと」など、自分自身と向き合うことで条件や優先順位が見えてきました。

面談後いくつか求人をもらいました。その数8社。すくなっ!

電話でも「この条件だと、あまり数は無い」という話でした。

エージェント

もし今回応募しない場合でも「転職ツールの1つ」として、来たる時にまた連絡くれればいいからね。

実際こんな砕けた言い方はしていませんが、
今回の求人に無理に応募しなくていいよ、と言ってくれたのです。

私(=求職者)を客としてではなく、1人の人間として向き合ってくれている気がしました。こんなにうれしいことは無いですね。

何社か面接に進み、その中の1社は2次面接までいきました。
面接対策などやっていただいたものの、最終的には「他者と比べて経験不足」で見送りという結果に。

ここで、一度活動を終えることにしました。

まとめ

トータル1年弱転職活動をしました。

使ったエージェント
  • ジェイック
  • マイナビエージェント
  • リクルートエージェント
  • duda

いくつかのエージェント経由で数社と面接をして、その中の1社は2次面接までいきました。
面接の見送りをもって、転職活動を一度ストップすることにしました。

転職活動の区切り

カーテンウォールビルのローアングル写真
転職活動で分かった自分の市場価値
  • 書類選考で落とされる=経験、スキル不足
  • 他者比較で落とされる=市場に出た時の価値が相対的に低い

今回の転職活動を受けて、己の経験不足を痛感しました。

このまま続けていても、自分が望む結果にはならないと思ったので、
転職の前に現職での実績作りに比重を割こうという決断に至りました。

転職活動を始めてから半年以上たち、現職の環境も変わってきたことや自分の価値観を内省する時間も取れたことで、自分の意志で「転職活動の中断」という決断をすることが出来ました。

転職活動をして分かったこと

転職をするべきかどうか

そもそも、転職と転職活動は別物です。

転職は転職活動の先にあるものですが、
転職活動の先にあるものは転職だけではありません。

転職を考えている人には何かしらの理由(=現状への不満)があるはずです。
転職活動をすることによって、不満の解決手段として

転職=実際に就業する会社を変える

ことが正解なのかを判断できるようになります。

自分の市場価値は?

転職市場という戦場では、 みな等しく「履歴書」と「職務経歴書」 を武器に戦います。

あなたの武器は戦える状態ですか?

書類を通らないことには話にならないので、まずは職務経歴書をしっかり作りこむ必要があります。
作るにしても「実績がない…」って人は、
戦場に出る前に現職で成果を出すことが一番かもしれません。(自分はまさにこれです。)

馬、兵士、戦士、戦争、戦い、軍事、歴史

まずは第一歩を。

転職活動は、会社の合う合わないはもちろん、エージェントとの相性もあります。
もちろん時期も大事です。人が動くタイミングや、業界の景気も大きいです。

少しでも転職を意識している場合は、まずは1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
エージェントと面談をする中で 不安の整理が出来ることもあります。

私も、実績を残せたらまた市場価値の確認をしてみようと思います。

それではまた!!

ABOUT ME
きんたぴ
ただの凡人会社員です。 何も考えずに生きてきた人生に危機感を覚え、日々考えることを習慣づけるためにブログをはじめました。日々の生活で直面した問題や解決策から日常のアウトプットなど、何かしらプラスになる情報を発信していきます。

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